睡眠時無呼吸症候群(SAS)について
睡眠中に「呼吸が止まる」無呼吸症候群とはどのようなものかご存じですか?
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の二大症状
・大きないびきに伴う夜間の呼吸停止
・日中の過剰な眠気
その他の臨床症状としては、疲労感・集中力の低下・早朝の頭痛・夜間頻尿・熟睡感の欠如・中途覚醒・口渇・胸焼け・胃食道逆流等があります。
いびきは睡眠時に呼吸が部分的に閉塞されて生じる音で、お子様でもいびきをかくことがあいます。いびきは、快適な睡眠を妨げ、睡眠の質を大幅に低下させます。SASは、睡眠時に何度も呼吸が停止し、十分な睡眠がとれない疾患です。その結果、日中の眠気・集中力にかける・居眠り運転で事故や重大事故を起こす危険もあります。また、SASの人は高血圧・心臓発作・脳卒中などの発症リスクが高いといわれ、治療せずに放置しておくと生命に危険が及ぶ場合もあります。
いびきのあとに呼吸が止まる症状がある場合は無呼吸症候群を疑い、早めの治療が必要です。
治療法
まず、レントゲン(セファロX線写真)撮影等の精査を行い、一人一人に合った治療法を診断していきます。
・矯正治療
・スプリント治療
・口腔内装置(OA:Oral Appliance)
レントゲン撮影・噛み合わせを精査・診断した後、最も効果的な装置を装着します。